胃腸薬「セイロガン糖衣A」を製造・販売する製薬会社「大幸薬品」(大阪府吹田市)が、
表示名などが似ているとして「正露丸糖衣S」の製造・販売元「キョクトウ」(富山市)に
表示の使用差し止めや1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、
大阪地裁は20日、請求を棄却した。大幸薬品側は即日控訴した。
昨日このような報道がされましたね。
確かに正露丸って誰でも知ってる言葉ですし、
大幸薬品だけが権利を主張するのも変かな?っていう気もします(^^ゞ
大幸薬品は
「主張が正当に評価されず残念」
キョクトウは
「当然の判決。これからも安全で安い商品を消費者に提供したい」
と、全面的に大幸薬品が敗れるかたちとなりました。
そもそも
セイロガンと正露丸って何か違うのでしょうかね?
会社が違うので中身も違うような気もしますが、
副作用があるという情報も出ています。
本当のところはどうなのでしょうか。
中身の成分を記載してみますと。
用法、用量…同じ
成分、分量… セイロガン糖衣A 正露丸糖衣
クレオソート 270mg 280mg
日局ゲンノショウコ 300mg 312mg
オウバク乾燥エキス 300mg 312mg
効能…同じ
ご覧のとおりほぼ同じです。
昔からのイメージではラッパのマークのセイロガンってのが染み付いてますが、
これからも大幸薬品はセイロガンは自分たちのものっていう主張があるんでしょうね。
たしかに他にも出ているんでしょうが、あまり目にすることはないです。
目には入るけどラッパのマークを探してしまうというか^^
先ほど少し述べた副作用ですが、
効果が高いことは高いですが、
腸内の悪い細菌も良い細菌もどちらも殺してしまうというもの。
クレオソートっていう成分が原因という情報があるようですが。。
商品名の問題から大きな話題となっていますが、
誰もがお世話になったことがあるはずのセイロガン。
内容をしっかり確認してからの服用が大事ですね。